特定求職者雇用開発助成金(略称特開金)とは
(1)就職困難者といわれる方をハローワーク通して採用するといただけます
①60歳以上の方 ②母子家庭の母(18歳未満の子を養育) ③障害のある方(一定以上)など
このような方をハローワーク通して採用するといただけます。
ただしどこかの会社で在職中の方をハローワーク通して採用してもいただけません。例えば在職中に職探しをしている方や退職後年次有給休暇をすべて取得して、その後退職しようとしている方をその年次有給休暇中の方をハローワークから紹介を受けてもアウトになります。
(2)いくらもらえるの?
①60歳~64歳の方や母子家庭の母をフルタイムで働いていただける場合は半年ごとに30万円ずつ2回
②65歳以上の方でフルタイムで働いていただける場合は半年ごとに35万円ずつ2回
③障害のある方の場合はもっと期間が長くいただける場合があります。
※おおむね週30時間以上(月120時間)働けばフルタイム勤務とみなしていただけるようです。週20時間~30時間未満(月80時間~120時間未満)は短時間就労者となります。週20時間未満の方は雇用保険に入れないのでいただけません。
(3)まとめ
この助成金はたまたまそのいわゆる「就職困難者」といわれるような方を採用すれば、いただけるのでそういう方であればラッキーですね。(失礼な書き方で申し訳ありません。)
半年ごとに1期目、2期目(又は3期目)と申請をすることとなります。2期目の途中で退職した場合は、2期目はいただけなくなり、1期目の途中で退職した場合は、1期目からまったくいただけなくなります。
申請時は添付書類として例えば60歳以上の方であれば、年齢が確認できる免許証コピーや賃金台帳や出勤簿などが必要になってきます。
いつも簡単な説明で申し訳ありません。詳細は厚生労働省ホームページや社会保険労務士など専門家にお尋ね下さい。
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