最低賃金が2023(令和5)年10月から上がります

2023(令和5)年10月から最低賃金が上がります

みなさまこんにちは中小事業者の味方社労士ウリボーです。

2023(令和5)年10月1日以降各都道府県の最低賃金が39円~41円と大幅に上がることが決まりました。ここ最近の上がり幅はすごいですが、今回はさらに近年でもっとも高いですね。このパターンいつまで続くのでしょうね。

きついですね。実感としてきついです。給与単価が上がると当然に残業単価も上がることになります。

事業を営んでいる方には、この上がり幅は本当に大変です。私の顧問先の中小企業も本当に困っています。正直たくさんの方が、今の最低賃金あたりで就労していますので、今回の最低賃金UPにより底上げしていかないといけなくなってしまいます。本当にもうお許し下さいの世界です。

みなさまどうされますか?と言ってもどうしようもありませんね。法律ですからしたがっていくしか、やっていくしかありませんね。

「商売やめる」と言いたいですが、中小事業者は借入金がたくさんある方が多く、そういった方はやめることすらできません。ばんざいして身ぐるみはがされるしかないのでしょうか?

最低賃金審議会の事業者代表のみなさんもっと頑張って下さい。もうお手上げです。

これから日本という国はどうなっていくのでしょうか?どういった産業が生き残っていくのでしょうか?中小企業の製造業事業者も賃上げを価格に転嫁できるでしょうか?

お隣の韓国も最低賃金が日本円換算で1,500円位だと聞きます。諸外国の賃金が日本より高いから日本人が海外に働きに出ていく方がいる、発展途上国の外国人が日本をさけて、もっと賃金の高い他の外国に行くという話も新聞などで書かれていたりします。

また、国際的な競争力を上げないといけないから賃上げをしないといけない。もしくは、「物価も上がっているから、給与もそれに応じて上げていかないといけない」などという意見をよく聞きます。

しかし、本当にそうなんでしょうか?諸外国に合わせて日本国も最低賃金を大幅に引き上げないといけないのでしょうか?上げなければ本当に日本は没落して行くのでしょうか?「最低賃金をもっともっと上げなければいけない」という評論家も少なくありません。

対策

①人の雇用をできるだけ抑えてロボットなどに代替していくしかありませんね。そのように創意工夫してできるだけ、今まで人にやっていただいたことを他のやり方に変えていくしかないでしょうね。そのようにして今まで10人でやっていたのを8人に減らすなどの方法を考えましょう。

②得意先に値上げ交渉をして値上げしていただくしかありませんね。言うのは簡単だと皆様お思いでしょうね。あとは経費節減するしかありません。

繰り返しになりますが最低賃金UP本当にきついですね。しかし、中小事業者の皆様何とか乗り越えて商売を続けていきましょう。いい方法はないかいつも考えていきましょう。考えていたら見つかるかもしれません。

今日はこのくらいにさせていただきます。みなさま最後までお読みいただきありがとうございました。

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