私が社労士試験に合格して独立するまで④

社労士

この文章を書きながら、開業当初からのことを掘り下げて思い出しています。

脱サラをして社労士事務所を開業しましたが当然最初は顧問先は0です。0からのスタートです。

サラリーマン退職時に退職金が150万円出ました。そのうち100万円を社労士開業の3年前に買ったマンションのローンの一部を繰り上げ返済しました。

知らなかったのですが住宅ローンのしくみで繰り上げ返済すると毎月6万台の返済額が11万円台まで上がりました。「ゆとり返済」期間が消滅してしまったのです。「ゆとり返済」とは当時あった住宅ローンのしくみで最初の5年間は、少なめの返済で構わないという制度です。

当然キツいです。収入はなくなるのに借金の返済は増えるのですから。

最初はアルバイトをしながら顧客を増やしていくこととしました。

社会保険労務士試験専門学校の大栄経理学院で社労士資格試験の勉強を教えてもらっていたA先生が私が会社やめてすぐ「非常勤講師しませんか?」と言ってきてくれたのです。

平日火曜日と金曜日の18時半から21時まで社労士資格試験の勉強を教えることとしました。もちろん非常勤講師です。しかし、これが本当に大変な仕事でした。

かなり予習をしなければ人にものを教えるのは難しいことを実感しました。

これは3年間続けました。よかったことは年金の知識が繰り返しの勉強で強化されたことです。でも非常勤講師は時間が拘束されるので、どんどん伸ばしていける開業社労士には、あまりオススメはしないですね。

また、私は社会保険労務士試験の合格が決まった平成7年12月の年明け平成8年1月から「河野淳一社労士開業塾」という講座を約3カ月間、毎週日曜日、週1の講座があり、それに通いました。

10回くらいの講義でそのすべてが開業社労士の講義でした。そこで何人かの受講生の開業社労士の卵と知り合いになれたことがとてもよかったです。

そこで福田さんという社労士事務所勤務の方と知り合いになりました。35歳の福田さんは大学卒業後、大手損保、コンサルタント会社を経て2年前から京都府でその当時一番大きな社労士事務所に勤務していました。その方も近々その社労士事務所をやめて開業する予定であるとのことでした。

私は福田さんと仲良くなってあることを尋ねました。

「近々会社を辞めて社労士として仕事を始めようと考えています。ノウハウもないので一度どこか社労士事務所に勤務した方がいいでしょうか?」

福田さんは、「どうせいずれ開業するつもりなら、社労士事務所に勤務する必要はない。いきなり開業しても知識面はなんとかなるよ。」と言ってくれました。

私はその言葉を聞き脱サラしていきなり開業することに決めました。それで今に至っています。福田先生には感謝の気持ちしかありません。また、河野淳一開業塾に行っていて本当によかったと思いました。つづく。

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