私はサラリーマン時代一人暮らしをしていました。社労士の資格学校は当時、大栄という学校に通っていました。
最終のサラリーマン時代の年収は420万円くらいでした。賞与は夏秋それぞれ2カ月と3カ月分くらいだったでしょうか。
生活はギリギリだったので社労士資格学校の受講料を払うのは大変でした。本講座20万円、答案練習4万円、模擬試験も別途いくらかかるというような感じだったでしょうか。
貯金のないカツカツ生活でした。
サラリーマンを6年半して脱サラして社労士事務所を開業したのですが、サラリーマン4年目のころに2000万円の分譲マンションを買いました。
頭金100万くらいで残りはローン毎月6万くらいだったでしょうか。
その当時「ゆとり返済」という制度があって最初の5年は返済額が6万円程度と少なくてすむと聞いて。それだったら普通の賃貸の家賃と変わらないじゃないかと考えた上での購入でした。(しかし、そのゆとり返済が後で大変なことになるのです。)
まったく社労士と関係のない仕事をしていて実務経験がなくても、その当時は4日間の事務指定講習を受ければ社労士登録ができたので私は事務指定講習を4日間受け、それが終わるとすぐに社労士会に開業登録申請をしました。
本当は平成7年12月の試験合格発表後すぐに登録してサラリーマンやめて開業したかったのですが、2年以上の実務経験を勤務している会社に証明してもらわないと登録できなかったので、それはあきらめました。実際に社労士の実務的なことは一切やってませんでしたし。
社労士登録を社会保険労務士会に登録できたのは平成8年7月でした。まだ会社は辞めてなかったのですが、やめたらすぐに動けるようにと考えてのことでした。
退職の申し出をしたのは事務指定講習後の7月にすぐに登録するのを見越して平成8年の5月末ごろに申し出をしました。
しかし、実際に退職できたのは平成8年の9月10日付けでした。その会社の締め日が毎月10日だったので9月10日まで立つ鳥跡を濁さずきっちり引継ぎをして退職しました。
年次有給休暇残日数が30日くらい残ってましたが、それは捨てて9月10日ギリギリまで仕事をしました。
私の引継ぎを受ける後任の者が当初すぐに決まらず、決まった後もその後任の者があまりにたよりなくヤキモキしたことを覚えています。
そしてはれて平成8年9月10日で社会保険労務士事務所を自宅マンションを事務所として開業しました。
その時はまだ30歳で独身だったので気は楽でしたが収入が全くなくなりました。
退職金は6年半勤務して150万円くらい出ました。
そのうち100万円をマンションのローンを繰り上げ返済しようと考え繰り上げ返済しました。
しかし、知らなかったのですが繰り上げ返済すると毎月の住宅ローンが今まで支払っていた額の倍くらいの12万円くらいになってしまったのです。
なぜかというと繰り上げ返済するとゆとり返済期間がなくなり通常の返済額になるのです。私はそんなこと知らなかったのです。100万円くらい繰り上げ返済してもゆとり返済期間が消滅するなんて。
収入が全くないのに、なんと住宅ローンの返済が倍になり、どうしようもなくなりました。
(④に続く)今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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